目次
「経済」―ソローの反骨精神とユーモア
「住んだ場所と住んだ目的」―我々は朝に目覚めているか？
「読書」―なぜ古典を読むのか
「音」―遍在しつつ気が付かないものとは？
「孤独」―孤独であることの不可能性
「訪問者たち」―無知の勧め
「マメ畑」―藝術家のデモンストレーション
「村」―市民の反抗
「湖」―森の透明な眼球
「ベイカー農場」―哀れなのはジョンばかりではない
「より高い法則」―野性についての悩み
「動物の隣人たち」―野性の謎
「暖房」―便利で快適な生活によって失うもの
「先住者と冬の訪問者」―涸れた井戸の悲しみ
「冬の動物たち」―野性の文法
「冬の湖」―インドへの道
「春」―溶け、溢れ、流れる生命
「むすび」―度を・越す
著者等紹介
佐藤光重［サトウミツシゲ］
１９６８年生まれ、神奈川県出身。２０００年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、同年博士（文学）取得。２０００年７月より９月ブラウン大学ジョン・カーター・ブラウン図書館特別研究員、２０１６年４月より１７年３月同大学アメリカン・スタディーズ学部訪問研究員。２００５年４月関東学院大学法学部助教授、０７年４月同准教授、０８年４月より１０年３月同教授。２０１０年４月より現在、成城大学文芸学部准教授。日本ソロー学会副会長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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