内容説明
慰めを語り、生きる共同体としての教会を、この地上にいかに形造るのか?「説教」「礼拝」「魂への配慮」「伝道」「教会形成」など、実践神学のさまざまな主題をめぐる講演と論文を収録。
目次
第1部 説教と説教者をめぐって(説教のバックボーン・ハイデルベルク信仰問答;説教者のパースペクティヴにおいて見るカール・バルトと日本の教会;私たちの霊性の系譜―宣教一五〇年をどのように記念するか;日本実践神学会への期待と展望;説教の聴き方)
第2部 礼拝をめぐって(聖餐を祝う喜び;礼拝のなかの祈り;礼拝の祈りの深さと広さを)
第3部 魂への配慮をめぐって(魂への配慮の共同体・教会;日本のプロテスタント教会における魂への配慮(牧会)
絶望において知る慰め・絶望における信頼)
第4部 伝道と教会形成をめぐって(こころを高く上げよう;神の言葉に生かされるキリストのからだ・教会;共に献げて、共に仕えて―新しい執事職を求めて)
著者等紹介
加藤常昭[カトウツネアキ]
1929年、ハルピンに生まれる。東京大学文学部哲学科卒業、東京神学大学大学院修士課程修了。1986年まで東京神学大学教授(実践神学)。1986/87年、ハイデルベルク大学客員教授。1995/97年、国際説教学会会長。1997年まで日本基督教団鎌倉雪ノ下教会牧師。現在、説教塾主宰、日本基督教団隠退教師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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