内容説明
宗教改革の戦いの中から生まれ、教派的・時代的・地域的制約を越えて愛されてきた『ハイデルベルク信仰問答』。私たちの「ただ一つの慰め」を説く、この美しく力ある言葉はどのようにして生まれたのか?その歴史的・神学的背景、執筆者問題、そして翻訳の歴史や研究論文資料までを、信仰問答研究の第一人者がまとめた労作。日本で初めて紹介される本格的研究書。
目次
第1部 歴史研究(プファルツ宗教改革と『ハイデルベルク信仰問答』の起源(一五〇〇‐一五六二年)
『ハイデルベルク信仰問答』の目的と著者
『ハイデルベルク信仰問答』の資料と神学
『ハイデルベルク信仰問答』の初期の出版と翻訳
『ハイデルベルク信仰問答』研究文献(一九〇〇年以降))
第2部 ウルジヌスの教理問答(序論;『小教理問答』;『大教理問答』)
著者等紹介
ビエルマ,ライル・D.[ビエルマ,ライルD.] [Bierma,Lyle D.]
カルヴィン大学(A.B.)、カルヴィン神学校(B.D.)、デューク大学(Ph.D.)などで学ぶ。現在、カルヴィン神学校組織神学教授。Calvin Theological Journal編集長
吉田隆[ヨシダタカシ]
1961年、横浜に生まれる。東北大学教育学部を卒業後、改革派神学研修所、神戸改革派神学校に学ぶ。プリンストン神学校、カルヴィン神学校に留学。神学博士。現在、日本キリスト改革派仙台教会牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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