目次
序論(本書の視野と目的;補助科目;諸資料)
第1部 前175年から紀元135年までのパレスチナ政治史(アンティオコス・エピファネスからポンペイウスによるサルサレム占領まで―マカバイ蜂起と独立時代(前175‐63年)
ポンペイウスによるエルサレム占領からハドリアヌス戦争まで―ローマ・ヘロデ時代(前63年‐紀元135年))
著者等紹介
小河陽[オガワアキラ]
1944年岡山に生まれる。1967年国際基督教大学人文科学科卒業。1969年東京大学大学院人文科学研究科修士課程(西洋古典学)修了。1970年同博士課程中退。1970‐1973年東京大学助手。1971‐1975年フランス・ストラスブール人文大学プロテスタント神学部大学院課程修了(宗教学博士)。1989‐1991年弘前学院大学文学部教授。1991‐2010年立教大学文学部教授(名誉教授)。2010年関東学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ななし
1
聖書の記述をとこまで歴史記述とみなすかについてなど書かれていて興味深かった。この本ではすべての記述を歴史記述と見なすとしているが学派によって違うらしい。 2021/12/28
坂井信生
0
ハスモン朝~ヘロデ一族に興味を持ってるので、ドストライクの時代を扱っている。ヨセフスの『ユダヤ古代史』『ユダヤ戦記』、マカバイ記、ラビ文献などの文献、考古学、貨幣や碑文などを整理してドンと提示されている。個人的にヨセフスとか、塩野七生『ローマ人の物語』の該当する時代の巻などを並べてこの時代を把握しようとしていたけれど、本書をもとに各文書にあたるほうがずっと早いし、ずっと多い史料がずっと整理されているので大満足。2025/05/18
-
- 和書
- 俳句こころ遊び