内容説明
ヨーロッパ音楽の源流となった教会音楽の歴史をコンパクトに解説。讃美歌、礼拝、暦、教会建築、楽器など、教会音楽をはじめて学ぶ人に必要不可欠な入門書。写真・図版を多数収録。
目次
第1章 キリスト教とその音楽の歴史(古代の音楽;ローマ・カトリック教会時代の音楽;宗教改革時代の音楽;教会音楽のバロック期;バッハの音楽;バッハ以降の教会音楽;20世紀の教会音楽)
第2章 キリスト教会の歌(『聖書』の歌;中世教会の歌;讃美歌)
第3章 キリスト教会における儀式(儀式の歴史;聖務日課;教会歴)
第4章 聖なる空間とオルガン(教会建築の歴史;オルガンの歴史)
著者等紹介
佐々木しのぶ[ササキシノブ]
宮城学院女子大学音楽科卒業・研究科修了。ドイツ・エスリンゲン教会音楽大学卒業。ドイツ国家オルガニスト資格取得。現在、東北学院大学、聖ウルスラ学院英智各講師・オルガニスト
佐々木悠[ササキユウ]
エリザベト音楽大学3年早期卒業、同大学院博士前・後期課程修了。博士(音楽)。シュトゥットガルト音楽大学教会音楽科留学。現在、エリベザト音楽大学専任講師(宗教音楽、オルガン)、日本基督教団広島流川教会音楽主事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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霜月無二
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音楽よりもキリスト教に関する知識の方が多く書かれていた。音楽に関しては聖歌のなりたちや教会音楽を作曲した音楽家(バッハなど)、それからオルガンの歴史の解説があった。教会音楽は賛美歌とその伴奏程度のオルガンくらいしかないのかしら……?教会音楽を作った作曲家達の他の作品についてやオルガン以外の楽器についても知りたかったのだけど、それはこの本が書こうとしたものからは外れるみたい。他にはキリスト教の歴史やどのような儀式があるか、教会建築の歴史や教会暦についての説明など、広く浅くわかりやすく載っていた。2013/07/23
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- 和書
- 『般舟賛』現代語訳