内容説明
“聖書の神”とはいかなる神か?古代中近東世界に登場し、欧米文明に決定的な影響を及ぼした、その神観の実像に迫る。古代オリエントの歴史資料を縦横に使いながら、宗教社会学や文化人類学的な視点から論じた、“聖書の神”に関する初めての包括的な研究。
目次
序論 三つの賜物の主―ヘブライの神の新記述
第1章 形象 知恵の主
第2の形象 戦争の主
第3の形象 動物の主
第4の形象 個人の主―「個人神」
第5の形象 収穫の主
エピローグ ヘブライの神―歴史の断片
著者等紹介
加藤久美子[カトウクミコ]
1965年東京生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院単位取得退学。ドイツ、パーダーボルン大学に留学、B.ラング教授の指導を受ける(1992‐96年)。現在、聖心女子大学、明治学院大学、立教大学、白百合女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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