内容説明
礼拝における賛美歌歌唱、祈り、聖書朗読、信仰表明、聖餐といった一つひとつの行為の意味や歴史的背景を、「礼拝式書」(式文)にそって解説。福音の原点に立つ礼拝のあり方を問う。聖卓に集う教会が立ち上がり、目覚め、祈るために。
目次
1 序文・礼拝についての視点(「礼拝」についての主ご自身によるプロローグ;教会とその礼拝の成立 ほか)
2 式文と解説(聖言の儀;聖餐の儀 ほか)
3 追補(殉教者ユスティノスの『第一弁明』65:1~67:5の要約;ヒッポリュトス『使徒伝承』の奉献文)
4 別記(会堂、聖壇、祭服等々、その他について;聖別と配餐・陪餐の方式について ほか)
5 添付特殊(特定)儀礼の概要説明(洗礼;堅信礼 ほか)
著者等紹介
前田貞一[マエダテイイチ]
1929年生(熊本県出身)。1957年日本ルーテル神学校卒業。以降、熊本県・水俣教会、愛知県・復活教会、東京都・小石川教会、東京池袋教会に在任。その間、1962年~1964年フィンランド、シベリウス音楽院留学、1972年~1986年教会事務局・教務職、行政職、1981年~1994年日本ルーテル神学校教授(併任)。現在、九州ルーテル学院理事長
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