講談社現代新書<br> 超解読!はじめてのヘーゲル『法の哲学』

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超解読!はじめてのヘーゲル『法の哲学』

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  • サイズ 新書判/ページ数 352p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065221419
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C0210

内容説明

ヨーロッパ哲学史上、最も重要にして最も難解なヘーゲルの主著を、おなじみのコンビがわかりやすくかみ砕いて解説。所有、契約、責任、犯罪と刑罰―社会の基礎をなすさまざまなルールは、どのような根拠があれば「正しい」と言えるのか?そして「よき」社会、「よき」国家とは?まさにわたしたちが、いま生きている世界の「原理」を考える。

目次

第1部 抽象的な正義(レヒト)(所有;契約;不法)
第2部 道徳(企図と責任;意図と福祉;善と良心)
第3部 人倫(家族;市民社会;国家)

著者等紹介

竹田青嗣[タケダセイジ]
1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。明治学院大学国際学部教授を経て、早稲田大学国際教養学部名誉教授。哲学者、文芸評論家

西研[ニシケン]
1957年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。和光大学現代人間学部教授を経て、東京医科大学教授。哲学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koke

12
レヒト(法、正義、権利)を論じた古典を読み解く。戦後民主主義を所与として育った身には「えっ」と驚くようなことを言う(個々人は国家を「目的」とする等)。この認識のズレがかえって根本的な再考を促す。他方で、血も涙もない経済競争のなかにあって皆が自由であるにはどうすればいいか、という問題意識はそのまま現代社会のものだ。悲しくなるが、スタートラインはいまだにルソーとヘーゲルのもとにあるらしい。2022/02/22

shimashimaon

6
「人間精神は世界精神の本質を分有し、世界史における自由の実現プロセスを展開する」。その到達点としてルソーとの対比で解説されるのは、明治維新後の伊藤や陸奥が採用したプロイセン型立憲君主制です。君主制という所に主張の限界があるとされますが、ルソーと同様、各人が結合しつつ自由であることを追及すると「必然的」にこうなるという議論は再評価されるべきだという説明は納得です。成田悠輔氏の「無意識民主主義」も歴史的必然かも知れませんが、ヘーゲル「的」なエリート主義に至る道筋もあるように思います。でも現時点では対話が大切。2022/07/31

MasaruQ21

4
人は「自由」を欲する。故に「自由」を守るものに、正当性が認められる。他の市民に対する法、他国に対する国家。法(国家)は他の市民にとってメタの位置にあるが、国家レベルだとメタの位置にあるものがないので、基本的に信頼関係で成り立つ(し、破られることもしばしば。読了直前に信頼関係崩されるような事案が起きたので身に沁みました)。 単線史観と、所々古さは感じつつも、「人が結合しつつ、自由な状態」(ルソー)は考えていきたいな、と思える本でした。2022/02/27

かわかみ

4
本書を読んだ後、ヘーゲルの「法の哲学」とルソーの「社会契約論」を自分はなんとぼんやり読んでいたのだろうと気がついた。面白かったのは悪とイロニーの考察がヘーゲル以降のマルクス主義からポストモダン思想に至る思潮の流れを予言したかのようだという指摘。また、自由を尊重する国家と伝統的な支配国家との闘いは人類史的な必然だという指摘であった。2021/01/14

Go Extreme

3
抽象的な正義(レヒト)所有:とる・つかう・すてる・あげる 契約 不法 犯意なき不法 詐欺 強制と犯罪 道徳:企図と責任 意図と福祉 善と良心 人倫:家族 婚姻 家族の資産 子どもの教育と家族の解体 市民社会 諸欲求の体系 司法 公共政策と職業団体 国家 国内公法 それ自身としての国内体制 君主権 統治権 立法権 対外主権 国際公法 世界史2021/04/16

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