内容説明
今世紀最大の考古学上の発見と言われる「死海写本」。しかし、その発見と研究のストーリーには常に謎と疑惑がつきまとい、様々な憶説や誹謗中傷が後を絶たない。死海写本の発見から最新の研究成果までを正確に辿りながら、数々のミステリーが生まれる背景を明らかにする最良の「死海写本入門」。
目次
死海写本の発見 １９４７‐１９６０
さらなる洞窟と写本の発見、そして論争
遅滞と混乱
死海写本の再発見
クムラン写本を書いたのは誰か
死海写本の中にキリスト教は存在するか
死海写本と福音書
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やっさん
1
思っていた以上に専門性が高く、また、結論めいたことは未だ出ていないのだな。イスラエル建国と写本の所有の問題も色濃く残っているのだな。考古学…ロマンはあるが、出口のないトンネルをさまよう感が強いなぁ。旧約聖書、新約聖書を読みたくなった。以上所感。2013/09/08
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