内容説明
キリスト教信仰を簡潔に言い表わす古来の使徒信条は、現代において、どのように解釈され伝えられるのか。現代オランダを代表する聖霊の神学者ファン・リューラーが、この信条を現代の神学と信仰者の言葉によって生き生きと甦らせ、キリスト教信仰が与える尽きせぬ喜びを語る。
目次
われ
信ず
を
神
父
全能者
創造者
天の
地の
そして〔ほか〕
著者等紹介
リューラー,A.ファン[Ruler,A.van]
神学者
相賀昇[アイガノボル]
1955年茨城県水海道市に生まれる。早大、東神大、フンボルト大に学ぶ。早稲田教会副牧師、早稲田奉仕園主事を経て、現在、日本基督教団派遣宣教師(98年就任)として「ベルリン・ブランデンブルク州福音主義教会」協力牧師、及び「ベルリン日本語教会」牧師
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感想・レビュー
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ころりん
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使徒信条講解は、サーバントリーダーシップinミニストリーのテキストも採用している方法だし、僕も近々したいと思っていた。 本書は、ファン・リューラーが一九七〇年代のドイツの教会を聴き手に意識して説き明かすから、大いに参考になります。 近代神学がキリスト教教理を骨抜きにしてしまう危機にも触れつつ、それが「保守」や「伝統」という硬直でなく、実に、大胆で、驚きに満ちているかを、独自な口調で展開してくれる。 それはこの世に働いている神への信頼。 じっくり読み直しながら、教会で語らせてもらう日が待ち遠しくなりました。2019/08/19