出版社内容情報
世界的に定評があるOxford Concise Dictionary of the Christian Churchの最新版(2013年)を底本としたキリスト教総合辞典。 聖書・歴史・神学・典礼から美術・建築・文学・音楽に至るまで、キリスト教に関わる約6400項目を収録。 エキュメニカルな視点に基づき、欧米ほか、アジアやアフリカについても丁寧に記述。 現代のキリスト教界の多様なテーマを網羅。
E.A.リヴィングストン[リヴィングストン]
オックスフォード大学セント・アンズ・カレッジ・フェロー。1971-95年国際教父研究会の事務局長と紀要(Studia Patristica)の編者を務めた。大英帝国五等勲爵士。
木寺廉太[キデラレンタ]
1941年生まれ。茨城キリスト教大学文学部教授、立教大学文学部キリスト教学科教授を歴任。現在、立教大学名誉教授。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
6
図書館にて。まずオックスフォード・ディクショナリー・オブ・ザ・クリスチャン・チャーチ(初版1957、2版1974、3版1997、3版改2005、4版2022)があり、そのコンサイス(初版1977、2版2000、2版改2007、3版2013)の第3版が本書である▲「偶有性」「実体変化」「聖餐」の項を読んだ。神秘のぶどう搾り機・粉挽きはキリストの血・肉として聖餐の寓意だそうな。『資本論』で取り上げられるリネンの上衣、これはトーリアの聖遺物らしいけど、「搾取」もその類いだね。聖餐の実体変化で長々な議論あるし2022/08/13