内容説明
キリストの預言の声を聞こう。旧約の出来事を比喩的に解釈し、詩編を「キリストが直接語りかけてくる声」と捉えたアウグスティヌス。彼はキリストのからだである教会の会衆に、聖句の意味を対話するように説き明かし、彼らの信仰生活に具体的に適用すべく語りかけた。第76‐100編の説教を収録(第77、78、81、82、87、89編は書き下ろし)。
著者等紹介
荒井洋一[アライヨウイチ]
1949年、富山県に生まれる。1977年、九州大学大学院文学研究科(哲学・哲学史専攻)博士課程単位取得退学。1992年、文学博士(九州大学)。現在、東京学芸大学名誉教授
出村和彦[デムラカズヒコ]
1956年東京都に生まれる。1989年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了(哲学)。現在、岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科教授
金子晴勇[カネコハルオ]
1932年生まれ。1962年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士(京都大学)。現在、岡山大学名誉教授、聖学院大学総合研究所名誉教授
田子多津子[タゴタズコ]
1958年生まれ。筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科単位取得退学。現在、日本赤十字秋田看護大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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