内容説明
マタイ、マルコ、ルカの3つの福音書をめぐる説教37編を収録。自らの敬虔な信仰と深い思索をとおしてみ言葉を語る大思想家の祈りの声が、1600年という時をこえて響いてくる。アウグスティヌスの説教を聴いたものはキリストの模範に従って生きることの喜びを与えられ、霊の実を結ぶよう励まされたことだろう。
目次
マタイによる福音書17章18‐20節
マタイによる福音書18章7‐9節
マタイによる福音書18章15‐18節
マタイによる福音書18章21‐22節
マタイによる福音書19章一7節
マタイによる福音書19章17‐25節
マタイによる福音書19章21節以下
マタイによる福音書20章1‐16節
マタイによる福音書20章30‐34節
マタイによる福音書21章19‐21節〔ほか〕
著者等紹介
茂泉昭男[シゲイズミテルオ]
1927年生まれ。(旧制)東北大学文学部倫理学科卒業。専攻・西洋倫理思想史。1955年東北学院大学講師、1958年助教授、1962年日本倫理学会より学会賞(和辻哲郎賞)を受ける。東北大学文学部大学院、京都大学教育学部大学院講師(非常勤)、東北学院大学文学部大学院(ヨーロッパ文化史専攻)教授を経て、現在・東北学院大学名誉教授。文学博士(東北大学)
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