内容説明
鮮明に蘇る平成のプロ野球。平成30年3月から令和に改元される直前の平成31年4月まで共同通信が配信した長期連載企画、待望の単行本化。
目次
第1章 トルネード(平成元年~10年)(球界に新風吹き込む―オリックスが新規参入;巨人、崖っぷちから日本一―屈辱晴らし3連敗4連勝;順位表、表彰選手、十大ニュース、物故者 ほか)
第2章 平成の怪物(平成11年~20年)(怪物松坂、鮮烈デビュー―イチロー三振で「確信」;新庄、敬遠をサヨナラ打―「破天荒」な一振り;順位表、表彰選手、十大ニュース、物故者 ほか)
第3章 二刀流(平成21年~31年)(イチロー、鮮やか決勝打―WBC連覇導く2点適時打;マツダスタジアムが開場―ボールパーク化の先駆け;順位表、表彰選手、十大ニュース、物故者 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
72
2019年、平成から令和に変わったタイミングで発売された(共同通信で配信された記事を基にまとめた)書籍。各年毎の出来事、事件、名勝負の記事(記憶)。順位表、表彰選手、10大ニュース等(記録)。平成30年間のプロ野球を振り返るのに丁度よい一冊。2025/06/25
gtn
10
球団の圧力、監督との確執、マスコミからの攻撃等、様々な困難を経て海を渡った野茂英雄。メジャーリーグでの活躍は周知のとおりであり、日本人に誇りを与えた。後にメジャー志望者が陸続とアメリカに上陸したのも、野茂が切り開いた道を悠々と歩けたからである。そんな野茂より、松井秀喜が先んじて国民栄誉賞を受賞したことに違和感がある。政治判断だから仕方がないとしても。2019/09/10
テリトリーM
4
平成のプロ野球を1年ごとに成績、エピソードなどがまとめられている。いろいろあったなぁ。やっぱり平成は、ホークスだな。2019/12/04
ひょるひょる
4
薄めのデータと文章で振り返る平成のプロ野球史。それなり。2019/08/24
鴨の入れ首
2
平成時代のプロ野球の歴史を振り返る野球解説書です。野茂英雄から大谷翔平まで、綺羅星の如く現れて日本プロ野球界を盛り上げたスターたちの思い出が蘇ります。また、ストライキや球界再編・北京五輪に野球賭博など、日本プロ野球界を騒がせた事件も思い出され、読んでいて非常に懐かしく思いました。平成時代のNPBを振り返る意味でも、大変興味深い本ですね。2024/09/25
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