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内容説明
安定と繁栄か。相互不信と牽制か。21世紀のアジアはどこへ行くのか?台頭する中国の行方、今後の日・米・中の三極軸関係。歴史的な転換期の到来に揺れるアジアを、大宅壮一ノンフィクション賞受賞記者が事件取材を通してルポした現代アジア論。
目次
序章 記者としての足跡
第1章 民主化と人権
第2章 揺れる朝鮮半島
第3章 東アジアのパワーゲーム
第4章 アジア経済の光と影
第5章 中国の権力構造
第6章 アジアの風景から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T坊主
3
1) 共同通信社の記者、支局長として、1980年代からの中国、韓国、台湾、フィリッピンの政治情勢を主に今まで書いてきた事を1冊にまとめたもの。2)既に過去の事ではあるが、それが現在にも結び付いて、さらに強力且つ複雑になっていることがわかる、それは中国、韓国などが台頭してきたからであり、日米の国力が落ちてきたからである。3)商人民族の中国、職人民族の日本。3)中国が発展した理由:a)共産党が崩壊せず、権威主義的な体制が維持できた。b)改革を斬新的に導入した。 c)中国人の伝統である、商人気質を復活させた。等2013/10/06