内容説明
成長途上発達障害女子(娘)×「かくれ」発達障害元女子(母)。ダブルで今日も迷走中。子育てコミックエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひつまぶし
3
著者である母も発達障害で、父親も発達障害っぽい。生まれた時からずっと大変だった娘の子育て、一転して手のかからない息子との対比もあって、ここまで分かりやすく現れるのかと思った。主題ではないけど、父親の勝手ぶりも読んでいて暗澹たる気分になる。幼なじみに娘の近況を話したら「昔のあなたそっくりじゃん」と言われるオチはどう受け止めたものか分からない。混乱と試行錯誤の過程をコミックエッセイ形式でうまく整理している。子育ての経験も踏まえた著者自身の体験談らしい『どうして普通にできないの!』の方も読んでみることにした。2024/11/12
ᚹγअәc0̸א
0
・前著末尾にあった「娘を育てることで、小さい頃のままの私の中の別室に閉じ込められていた私自身を育て直すことができたのかもしれません」が、illustrativeに表現されており有難い。SC不信もあるあるで快。 ・前著のSchizoidの下りは時代を感じさせて好だったが、この辺がオミットされたのは少し残念でもある。