難聴言語障害児童・生徒の学校教育 - 通級による指導援助の実際

難聴言語障害児童・生徒の学校教育 - 通級による指導援助の実際

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  • サイズ B5判/ページ数 360p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784763940056
  • NDC分類 378.2
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 難聴児童,言語障害児童に対する「通級」による教育が,法的にも公教育の一環として位置づけられた今日,その教室経営の考え方,進め方について,具体的な情報やノウハウが求められている.本書はそうした教育界のニーズに応えて,「通級」制の確立に先駆けること実に30年以上も前からこうした児童・生徒に対する教育的援助を開始し,成果を蓄積してきた全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会の理事である著者が,実際の担任教師の立場からまとめた入門書である.さらに本書では,「通級」による教育を教室の中での援助にとどまらず,児童・生徒を取り巻く関係諸学校・諸機関との連携・協力のネットワーク,教育条件づくりとして捉え,具体的な提言を行っており,ますます今日的な話題になりつつある「通級」による教育をさらに発展させていくための情報を提供してくれる基本図書といえよう.    《目次》 第1部 総論  第1章 通級指導教室の歴史的背景   通級指導教室の教育的意義   通級指導教室における教育の変遷   全国の難聴・言語障害教育(全難言協)の歩み   通級指導教室の親の会の歩み  第2章 通級指導教室の専門性とは何か   子どものニーズをどう捉えるか(対象となる子どもをどう捉えるか)   子どものもつ問題にどう関わるか 第2部 総合的な援助をめざして  第3章 通級指導教室を中心とする援助のネットワーク   教育・医療・福祉という「場の広がり」   就学前・就学時・就学後という「時間の広がり」  第4章 難聴教室の役割   難聴幼児の相談経路とその指導・終了に至るまで   難聴児童の入級(相談)から退級(終了)まで   難聴生徒の入級(相談)から退級(終了)まで  第5章 言語障害教室の役割   言語障害幼児の相談から終了まで   言語障害児童の入級(相談)から退級(終了)まで   言語障害生徒の入級(相談)から退級(終了)まで  第6章 援助システムの条件整備(現状,問題提起,展望)   全難言協がめざす援助システム   法律に伴う問題   教育・医療・福祉の一体化   施設・設備の充実   担当教員の養成 第3部 通級指導教室を中心とする援助の実際  第7章 難聴教室の概要   小学校難聴教室の経営―特別の教育課程の位置づけ―   中学校難聴教室の経営―特別の教育課程の位置づけ―  第8章 言語障害教室の概要   小学校言語障害教室の経営―特別の教育課程の位置づけ―   中学校言語障害教室の経営―特別の教育課程の位置づけ―  第9章 幼稚園難聴・言語障害教室の概要   幼稚園難聴教室の経営―特別の教育課程の位置づけ―   幼稚園言語障害教室の経営―特別の教育課程の位置づけ―  第10章 通級制難聴・言語障害教室の経営マニュアル    (表簿,その他の書類の活用を中心に)   通級指導教室の経営マニュアルの基本的な考え方   公文書・表簿の取扱いについて   相談・入級関係の学校文書   通級関係の学校文書   教室行事関係の学校文書   終了・退級関係の学校文書   その他の学校文書 参考資料   理解・啓発に関する資料  法律に関する資料

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