感想・レビュー
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belle
7
京都旅行の折り「現代の源氏物語絵」を見る機会があった。もう10年以上前。京都画壇の54人がそれぞれの源氏物語絵を描いた。人物であったり、景色であったり、様々。香老舗松榮堂の企画で平成3年に完成とのこと。私が見たのはそれを一同に集めた展覧会だった。絵と画家のコメントに雑誌連載エッセイを加えて本になった。表紙は『須磨」。美男には見えぬが光源氏の複雑な心情を表しているそうである。～王朝の香り～にちなみ、松榮堂銀座店で「卯花月」と「桜のとき」を買い求めた。遠い京都を思って「白川」も。香りと共にもう一度、絵を見る。2021/04/15
