出版社内容情報
「わかったつもりで、わからない――」
三木清没後八〇年のいま、あらためて『人生論ノート』を読み直す
八〇余年、いまなお読みつがれる名著『人生論ノート』。「死」「幸福」から説き起こし、「人間の条件」「嫉妬」「噂」をへて「希望」「旅」「個性」まで――人生を縦横に論じた本書には、どのようなメッセージがこめられているのか。本書に潜む不思議に光を当て、断章の余白を自在に埋めながら、三木清と人生を語り合う。
あの「人生論の白眉」「昭和を代表する教養書」を、
かつての・いまの・これからの読者につなぐ案内書!