出版社内容情報
「アメリカという帝国」の源流と軌跡を掴む
ベトナム戦争後のアメリカの光芒、9・11後の大米帝国の変貌、米西戦争以来の米国流「戦争」戦略、日米戦争の開戦と敗戦。
帝国の光と影を明らかにし、「歴史の終焉」を論じながら、ポストアメリカの世界を展望する。
およそ半世紀にわたるアメリカ政治の緻密かつ膨大な調査・研究を収録した著作集第三巻
解説
古矢 旬(北海道大学・東京大学)
渡邊啓貴(東京外国語大学)
内容説明
「アメリカという帝国」の源流と軌跡を掴む。およそ半世紀にわたるアメリカ政治の緻密かつ膨大な調査・研究を収録した著作集第三巻。ベトナム戦争後のアメリカの光芒、9・11後の大米帝国の変貌、米西戦争以来の米国流「戦争」戦略、日米戦争の開戦と敗戦。帝国の光と影を明らかにし、「歴史の終焉」を論じながら、ポストアメリカの世界を展望する。
目次
1 アメリカ 黄昏の帝国(分裂する自画像;再生への旅)
2 脱グローバリズムの世界像(全球化を考える;アジアと第三世界“非極から離脱する”;ロシアからヨーロッパへ“豊かさとは何か”;帝国の影“日米関係を問う”;いま外交とは“自前の構想力を持て”;混迷する日本“第二の戦後改革を”)
3 アメリカ帝国の終焉
4 本多勝一との対談/白井聡『永続敗戦論』解説
著者等紹介
進藤榮一[シンドウエイイチ]
1939年北海道生まれ。京大法卒。同大学院博士課程修了。法博。筑波大名誉教授、一般社団法人アジア連合大学院機構理事長、国際アジア共同体学会会長。一帯一路日本研究センター代表。京大、名大、早大、米・加・墨などで講師・客員教授、ジョンズホプキンズ、プリンストン、ハーバード米国史研究所、米国平和研究所、コペンハーゲン、オックスフォード、米国ウイルソン国際研究所、延世大、香港中文大などで上級研究員歴任。専門はアメリカ外交、国際政治経済学、公共政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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