出版社内容情報
高齢者住宅の8割は欠陥・不正商品--
矛盾だらけの国の制度の中で増え続ける高齢者住宅は、このままではあと数年で立ち行かなくなる!
制度と現場を知り尽くした介護のプロが直言する、崩壊前夜の業界の実態と課題。
高齢者住宅大倒産時代を回避するために
あと数年のうちに高齢者住宅の半数はサービス・経営の維持が困難になる。長くても10年はもたないだろう。それは高齢者住宅の数が増えすぎたからでも、過当競争になったからでも、また介護報酬が低いからでもない。現在の高齢者住宅産業は、制度設計・商品設計ともに複数の致命的な欠陥を抱えているからだ。(「はじめに」より)
内容説明
高齢者住宅の8割は欠陥・不正商品―矛盾だらけの国の制度の中で増え続ける高齢者住宅は、このままではあと数年で立ち行かなくなる!制度と現場を知り尽くした介護のプロが直言する、崩壊前夜の業界の実態と課題。高齢者住宅大倒産時代を回避するために。
目次
1 「後後期高齢社会」に要介護向け住宅が不可欠な理由(未曾有の「後後期高齢社会」に突入する日本;後後期高齢社会に「要介護向け住宅」が不可欠な理由)
2 「省庁の利権争い」と「素人事業者の激増」で崩壊した高齢者住宅(「要介護向け住宅の育成」を潰してきた政策の失敗;現在の高齢者住宅の八割は欠陥商品・違法商品という現実;後後期高齢社会の不良債権と化す高齢者住宅)
3 高齢者住宅バブルの崩壊と「地域包括ケア」の未来(高齢者住宅の大規模倒産はすぐそこまでやってきている;地域包括ケアシステムと要介護向け住宅の未来)
著者等紹介
濱田孝一[ハマダコウイチ]
1967年生まれ。経営コンサルタント。1990年立命館大学経済学部卒業。旧第一勧業銀行入行。その後、介護職員、社会福祉法人マネジャーを経て、2002年にコンサルティング会社を設立。現在は「高住経ネット」の主幹として、高齢者住宅、介護ビジネス、介護人材育成などのコンサルティング・講演・執筆を行っている。社会福祉士、介護支援専門員、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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