ガーベラを思え―治安維持法時代の記憶

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ガーベラを思え―治安維持法時代の記憶

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  • サイズ 46判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763409539
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

母が決して語ることのなかった、「拷問」の記憶―臨床心理士である月子は、母・琴が、戦時下における逮捕・拷問のフラッシュバックに苦しんでいることに気が付いていた。しかし琴は、当時の記憶について語ることなく逝ってしまう。良家の子女であった琴が、なぜ思想犯として逮捕されたのか。文学を愛した両親が遺した作品に導かれるように、月子は家族の歴史を辿り始める―治安維持法の時代を生き延びた、家族の物語。

著者等紹介

横湯園子[ヨコユソノコ]
1939年静岡県生まれ。前中央大学教授、元北海道大学教授。臨床心理士。国立国府台病院児童精神科病棟児対象の治療的教育に関わり、都道府県長期研究生として東京大学教育学部にて研究。千葉県市川市教育センター指導主事を経て、女子美術大学助教授、北海道大学教授、中央大学文学部教授。定年退職後はフリーの心理臨床家として子ども・青年の諸事に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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てくてく

5
戦時中の被害、本書では思想犯に関連して特高に逮捕されて拷問された場合の記憶や空襲の記憶を語ることの難しさ、その被害経験がその後も影響を及ぼすことを描いている。事実に即して書かれたフィクションのか、フィクションメインなのかがわからなかったこと、当初は手記として読んでいたことから、叙述に慣れるまでにてこずった。拷問、思想犯=国賊イメージに基づくいじめのようなものの中にやはり性的な加害があって、そのあたりが辛かった。2021/03/28

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