内容説明
ワクチン開発前の最終的解決策は「集団免疫」の獲得しかない!米中の覇権交代と時を同じくして起こった新型コロナウイルス危機。パンデミックの裏で進行する地殻変動とは?史上最悪の世界恐慌を食い止めることはできるのか?閉鎖や自粛は、集団免疫の形成を遅延させる間違った政策ではないのか?迫真の同時進行ドキュメント。
目次
第1部 パンデミックとなった新型ウイルス(武漢コロナウイルスの周辺;ウイルス戦争で4億人を封鎖する中国;悲観論が正しい武漢ウイルス危機の今後;世界に蔓延していく武漢ウイルス;世界に蔓延していく武漢ウイルス その2;新型ウイルス関連の分析;新型ウイルスとトランプ;長期化するウイルス危機;人類の7割が感染し2年以上続くウイルス危機;英国式の現実的な新型ウイルス対策;集団免疫でウイルス危機を乗り越える;BCGと新型ウイルスめぐる考察;ウイルス統計の国際歪曲;日本のコロナ統計の作り方)
第2部 世界大不況の始まり―がらりと変わった世界(不確定がひどくなる世界;株から社債の崩壊に拡大する;史上最大の金融破綻になる;史上最大の金融破綻になる その2;無制限の最期のQEに入った中央銀行群;長期化し米国覇権を潰すウイルス危機;史上最大の金融バブルを国有化する米国;静かに世界から手を引く米国;ウイルス危機が世界経済をリセットする)
著者等紹介
田中宇[タナカサカイ]
国際情勢解説者。1961年東京生まれ。東北大学経済学部卒。東レ勤務を経て共同通信社に入社。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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