内容説明
米中貿易戦争勃発や、グローバルサプライチェーンなどの「地殻変動」、臨界点を超えた科学技術、第4次産業革命の進展、世界が「データ」に飲み込まれる時代…日本経済の活路はどこにあるのか―?経済学者、実業界から提案する新たな経済のかたち。
目次
第1章 激変する世界と日本の針路
第2章 中国経済と米中貿易戦争の行方
第3章 世界経済のなかで存在感を高める中国
第4章 拡大する中国のニューエコノミー―イノベーションの力が台頭
第5章 「一帯一路」構想は何を目指すか
第6章 戦後日本の歩んできた道と「一帯一路」への示唆
第7章 中国の新イノベーション都市・深〓―ハイテクベンチャーや社会実験がすごい
第8章 歴史の大変動にも生き残った長寿企業の経験
第9章 日本経済のサバイバルに向けて―発想の転換が必要
第10章 未来からの問いかけ
著者等紹介
朱建榮[シュケンエイ]
1957年、上海生まれ。中国・華東師範大学外国語学部卒、1992年、学習院大学で博士号(政治学)を取得。1986年に来日し、学習院大学・東京大学・早稲田大学などの非常勤講師を経て、1992年、東洋女子短期大学助教授、1996年より東洋学園大学教授となり現在に至る。その間、2002年、米国ジョージ・ワシントン大学(GWU)客員研究員、2007年、英国ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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