内容説明
純米大吟醸、無濾過生原酒…いくつもの日本酒ブームを仕掛けた名物居酒屋店主“杉田衛保”が語る“日本酒の今”。手ごろな価格でも飲める究極の16蔵。
目次
第1章 酒造りの神髄―純米無濾過生原酒
第2章 日本酒の不思議
第3章 日本酒の燗と熟成の世界
第4章 日本酒と料理のマリアージュ
第5章 純米無濾過生原酒の美味しい蔵
第6章 日本酒とともに歩んだ人生
第7章 日本酒の未来
著者等紹介
杉田衛保[スギタモリヤス]
真菜板店主。1942年愛知県名古屋市生まれ。日本酒居酒屋の店主として、35年以上日本酒にかかわりつづける。1982年に開店した東京・池袋の味里は地酒居酒屋のさきがけとなる。1998年に東京・高田馬場に純米無濾過生原酒と料理とのマリアージュにこだわった日本酒居酒屋、真菜板を開店。以後、さまざまなメディアで取りあげられる有名店となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐々陽太朗(K.Tsubota)
49
著者・杉田氏は東京高田馬場にあった伝説の居酒屋『真菜板』のご主人。杉田氏は今、鳥取県の智頭町に引っ越され奥様と一緒にうどん屋『真菜板』を営んでいらっしゃる。私は今年の1月19日に飲み仲間とそのお店を訪問し、杉田氏の蘊蓄を聴かせていただきながら食事した。燗酒の魅力、熟成酒の魅力を余すことなく教えていただき、貴重な酒をあれこれ利き酒させていただいた。ありがたいことです。2024/02/16
なっぱaaua
5
お酒への熱い想いが伝わってきました。純米無濾過生原酒 、これが本来の日本酒。このお酒を美味しいお料理と共に味わって頂きたい。淡麗辛口信仰が日本ではどっぷりとあって、本当の美味しい日本酒に気づけていなかった。ただ酔えれば良いというのが日本酒の立ち位置であった。そうではない、どんなお料理ともあうのが日本酒。その素晴らしさは自分も日本酒に関わるものとして伝えていきたい。高田馬場のお店には行けずじまいでしたが、鳥取で頑張っている店主には心から応援したいと思いますし、この情熱を受け取っていきたいと思います。2019/07/03