内容説明
野々村議員号泣事件は、市民オンブズマンの情報公開請求がきっかけだった。原発放射能汚染、いじめ自殺事件、産業廃棄物の不法投棄、カラ出張と談合、特定秘密保護法との闘い…。数々の隠された情報を暴き出し、社会を大きく動かしてきた市民オンブズマンと市民たち。誰にでもできる情報公開の力を紹介し、成果をまとめた迫真のドキュメント!
目次
序章 情報公開制度の活用
第1章 市民オンブズマンの発足―官官接待と政務活動費
第2章 原発情報を追え
第3章 いじめ自殺事件と教育情報
第4章 不法投棄事件の暗部を照射する
第5章 市庁舎建て替えは必要か
第6章 談合の根を断て
第7章 安保法制とリサイクル
第8章 情報は誰のものか―特定秘密保護法の壁を打ち破れ
第9章 扉を開く
著者等紹介
杉本裕明[スギモトヒロアキ]
1954年生まれ。早稲田大学商学部卒。1980年より2014年まで、朝日新聞記者。廃棄物、自然保護、公害、地球温暖化、ダム・道路問題など環境問題全般を取材。環境省、国土交通省、自治体の動向にも詳しい。また、記者時代に、情報公開制度を利用した「官官接待キャンペーン」「公共事業改革」「環境事件の掘り起こし」など、新しい調査報道のスタイルを作った。現在はフリージャーナリスト。NPO法人未来舎の代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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