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クリスマスには焼き魚にローソクを

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344016910
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0095

内容説明

一日でも早く、大人になってこんな家から出て行きたかった…。クリスマスケーキの代わりに、焼き魚の目にローソクを立てて食べた。夏休みのキャンプには、あえて食料を持たずに出かけた。銭湯が休みの日には、玄関でお風呂に入った。オヤジは一日の小遣いを60円しか持たなかった。オヤジとオカンのケンカにはパトカーが出動することもあった―。正統派しゃべくり漫才師・中川家を育てた過激すぎる環境。笑って笑って、じんわり泣ける、日本人の原風景がここに。

目次

大阪はあぶないところや―生まれ育ったデンジャラス・タウン
「先生、よろしくお願いします…」―どこまでも暗かった幼稚園児
「ワシは戦争に行ったんやぞ!!」―ボクたちのまわりにいたヘンな大人たち
「背中が熱いよ~」―僕は自宅を燃やした過去を持つ男
負けた者食うべからず―庭先で闘鶏を開催していた大人たち
「なに描いてるか分からんわ」―銭湯にも危険がいっぱい
夏休みの貧乏家族旅行―これってサバイバル・キャンプでは?
「金がなかったらなんもできひん!」―オヤジのケチケチ大作戦
「なんとかしたる!」―なぜか許された野球のグローブ
とうとうオカンが帰ってこなくなった〔ほか〕

著者等紹介

中川剛[ナカガワツヨシ]
1970年大阪府生まれ。92年、弟・礼二との漫才コンビ「中川家」を結成し、93年、心斎橋筋二丁目劇場で初舞台を踏む。95年、上方漫才大賞新人賞、96年、ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞を受賞し、注目を集める。正統派漫才師との評判が高く、上方お笑い大賞最優秀技能賞、ゴールデンアロー賞芸能賞、国立演芸場花形演芸大賞銀賞など多数の賞を受賞。2001年に行われたオートバックスM‐1グランプリでは初代王者となり、現在、バラエティ番組を中心に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じゅき

32
すごかったなぁ~ ガチの【中川家】のお話。 切ってもきれない親子の絆という感じがしました。2015/04/24

リッツ

24
ちょっと前に読んだ本ですがTVで昔川遊びした場所を見て思い出しました。うちの川遊びも夫が選ぶのは人のいない上流、荷物を持って崖のようなところを降りるのは私にとってアドベンチャーでしたが、あまかった!スゴいわ中川家とーさん。食糧現地調達ってもうサバイバルじゃないですか?!負けた~(笑)このタイトルと何だかいい感じの表紙、そして何故かちょっと好きな中川家なんで手に取りましたが、無茶苦茶ぶりにも受け止めるほうにも絆というか情が感じられて好きな本でした。2015/04/07

雨巫女。@新潮部

10
《私‐図書館》何か、あり得ない話だが、実話らしい。中川家は、礼二さんばかり目立つが、剛さんもウケる。2012/11/05

まり

5
図書館本。面白かった。たまに礼二が話してた内容もあった。兄と弟でたまに違う見え方もしていたかもしれないけど…。お父さん、すごい人!そしてそれに付き合ってこれたお母さんってさらにすごいと思った。お互い殴り合うって…怖すぎる。でも結局、お母さんがボコボコにされるって…悲しすぎる。参観日でのお母さんの一言は私も爆笑だったけど。入院中にお父さんがお母さんに言った言葉はひどいけど…剛が言い返せてスッキリした。あと礼二がガソリン代やビール代出すって話は想像できた。言いそう。2020/04/14

たくやたいいいん

5
剛のうつ病時代の話が読みたかったです。しかし、すごい環境で育ったんだな~、元々好きでしたがもっと好きになりました。2010/04/01

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