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内容説明
一日でも早く、大人になってこんな家から出て行きたかった…。クリスマスケーキの代わりに、焼き魚の目にローソクを立てて食べた。夏休みのキャンプには、あえて食料を持たずに出かけた。銭湯が休みの日には、玄関でお風呂に入った。オヤジは一日の小遣いを60円しか持たなかった。オヤジとオカンのケンカにはパトカーが出動することもあった―。正統派しゃべくり漫才師・中川家を育てた過激すぎる環境。笑って笑って、じんわり泣ける、日本人の原風景がここに。
目次
大阪はあぶないところや―生まれ育ったデンジャラス・タウン
「先生、よろしくお願いします…」―どこまでも暗かった幼稚園児
「ワシは戦争に行ったんやぞ!!」―ボクたちのまわりにいたヘンな大人たち
「背中が熱いよ~」―僕は自宅を燃やした過去を持つ男
負けた者食うべからず―庭先で闘鶏を開催していた大人たち
「なに描いてるか分からんわ」―銭湯にも危険がいっぱい
夏休みの貧乏家族旅行―これってサバイバル・キャンプでは?
「金がなかったらなんもできひん!」―オヤジのケチケチ大作戦
「なんとかしたる!」―なぜか許された野球のグローブ
とうとうオカンが帰ってこなくなった〔ほか〕
著者等紹介
中川剛[ナカガワツヨシ]
1970年大阪府生まれ。92年、弟・礼二との漫才コンビ「中川家」を結成し、93年、心斎橋筋二丁目劇場で初舞台を踏む。95年、上方漫才大賞新人賞、96年、ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞を受賞し、注目を集める。正統派漫才師との評判が高く、上方お笑い大賞最優秀技能賞、ゴールデンアロー賞芸能賞、国立演芸場花形演芸大賞銀賞など多数の賞を受賞。2001年に行われたオートバックスM‐1グランプリでは初代王者となり、現在、バラエティ番組を中心に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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じゅき
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雨巫女。@新潮部
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たくやたいいいん