内容説明
「記憶」は消えない。技術さえ身につければどんなときも意識の中から引き出すことができる。ベストセラー『集中力』の著者セロン・Q・デュモンが本名で残した、もうひとつの名著。
目次
記憶とは何か?
注意力と集中力
印象が大切な理由
目は心の窓である
耳は目よりも優れもの
聴覚を鍛えるエクササイズ
関連の法則とは?
印象に関する13の法則
古代の記憶術に迫る
「テン・クエスチョン・システム」
数字とイメージ
道に迷わない人になる
人の顔の覚え方
名前の記憶術
著者等紹介
アトキンソン,ウィリアム・ウォーカー[アトキンソン,ウィリアムウォーカー][Atkinson,William Walker]
1862年、アメリカのメリーランド州生まれ。32歳で弁護士のキャリアをスタートさせ、富と名声を手に入れるものの、仕事の重圧から心身を病み、経済的にも破綻する。その後、ニューソート(新思想)運動に傾倒。精神医学や東洋思想、ビジネス、人間関係など幅広いテーマで執筆活動を行い、1932年に亡くなるまでの生涯に100冊以上の著作を上梓する。なかでもセロン・Q・デュモンのペンネームで書いた『The Power of Concentration』はいまだに読み継がれている
ハーパー保子[ハーパーヤスコ]
関西大学法学部卒業後、英会話講師を経て翻訳者になる。大阪在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
28
薄い本ですが内容は厚いです。記憶する方法論もわかりやすくて優れていますが、同時にそれと同じくらいの力を込めて説くのが、記憶することの効用と意味です。記憶することは注意深くものを見ることにつながり、それはつまり物事に興味を持つことだと教えてくれます。一つのことから滋養を、楽しみを、意味を多く得るための知識とコツを教えてくれるのです。百年前に書かれた内容はともすると古く思えますが、普遍的であり、百年でも通用することでしょう。手っ取り早い方法は、一見すると面倒くさい形であらわれることを教えてくれる良書です。2016/12/03
Shinchan
18
著者は1862年に生まれたウィリアム・W・アトキンソンである。本書は、記憶のメカニズムや記憶力や記憶力を増すための訓練方法について纏められている。1903年の出版、今から110年も前だ。長い間読み次がれれている良書である。 記憶力に自信が無い私、いくつか実践してみたいと思っている。2013/10/10
江藤
2
記憶というものの真理が少しわかった2010/08/15
もと
1
なかなかよかったっす2008/02/28
qwel21
0
まぁ、そうですね。パラパラ立ち読みです。2008/03/07
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