内容説明
五十歳にして長年つれそった嫁に逃げられ、五十三歳にして二回り年下の女性と再婚、同年三人目の子供が誕生し、現在は子育て真っ最中。家族みんなで大爆笑。上方落語家・桂きん枝の書き下ろし子育てエッセイ。ハチャメチャお父さんの思わず笑える子育て体験記。
目次
1章 親の愛情は海よりも深く山よりも高い―開口一番・桃太郎(子どもの寝かせ方;オチを息子に全部持っていかれた ほか)
2章 お父さんの仕事は「はい」と言うこと―二席目・子はかすがい(ビー・クワイエット!;阪神が優勝したら再婚する! ほか)
3章 初めての行事もお出かけもてんやわんやです―三席目・初天神(初めての行事;名づけで一騒動 ほか)
4章 子どもは親の思うようにはならんもの―四席目・近日息子(悪いところは全部パパのせい;「よろしいですな。きん枝さん、お孫さん連れて」 ほか)
5章 アホと天才は紙一重―五席目・七段目(演じますはジャムおじさん;失業したお父さん ほか)
著者等紹介
桂きん枝[カツラキンシ]
1969年、五代目桂文枝(当時は桂小文枝)に入門。本名が「立入」だったことから、「なんや立ち入り禁止みたいやな」と芸名の「きん枝」がついたのは有名な話である。往年の関西の人気テレビ番組、『ヤングおー!おー!』では、月亭八方・四代目林家小染・桂文珍とともに「ザ・パンダ」として活躍し、全国に名が知られる。また、ABC系『プロポーズ大作戦!』の“愛のキューピット”として全国を駆け巡った。途中寄り道・休憩がありながらも落語家として40年が経つ。50歳にして長年つれそった嫁に逃げられ、53歳にして二回り年下の女性と再婚、同年3人目の子供が誕生し、現在は子育て真っ最中。最近では、独演会・落語会にもこれまで以上に精力的に取り組み、落語家として円熟味を増している。軽そうな雰囲気とは逆に、大変な勉強家であり、政治・経済問題にも幅広い知識と主張を持つ。上方落語協会理事、上方落語を聴く会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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