出版社内容情報
(編集中)
内容説明
一般に「リーダー」というと、強いリーダーシップやプレゼンテーション能力に秀で、周りの人をぐいぐい引っ張っていく強い人をイメージするかもしれません。しかし現実的には、様々な状況と場面にふさわしいリーダー役が求められています。本書は、華麗な経歴を持ちながらも「普通のおじさん」と自認する著者が、「まわりに推されてリーダーになる方法」を説きます。管理職やチームリーダーになった方、新人教育係、飲み会の幹事など、あらゆる現場で役立つ情報が満載!
目次
第1章 リーダーは、かっこいいとは限らない―「ついていきたい」と思われるリーダーの「考え方」
第2章 リーダーは、饒舌でなくてもかまわない―「ついていきたい」と思われるリーダーの「コミュニケーション」
第3章 リーダーは、部下と飲みに行かない―「ついていきたい」と思われるリーダーの「マネジメント」
第4章 リーダーは、人のすることは信じてはいけない―「ついていきたい」と思われるリーダーの「決断」
第5章 リーダーは、立ち止まらなければいけない―「ついていきたい」と思われるリーダーの「行動力」
第6章 リーダーは、多読家である必要はない―「ついていきたい」と思われるリーダーの「読書術」
第7章 リーダーは、弱くてもかまわない―「ついていきたい」と思われるリーダーの「人間力」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
森林・米・畑
19
私の上司が研修課題で読んでいた本。内容が知りたくて敢えて読んでみた。リーダーではなく、下っ端の分際という視点から読んでみても為になる。リーダーは仕事が出来るだけでは努まらない。やはり徳があるというか、自分の事より周りを考えられる事が大切だ。ある一定の年代になれば、無私の心を持つ、人間力を高めるという努力をしないと、部下はついて来ないという事。また挫折の経験が、人の痛みを知るきっかけにもなり、人を大事に扱う事にも繋がる。2023/08/21
ドレミ
18
とても読みやすく、読み進めることができたが、読みながら大事だな〜と貼った付箋箇所が大量で、後から読書ノートに書き留めていったら今まで読んだビジネス書の中でも群を抜いたものとなった。それだけ今の自分に必要な言葉だったのだろう。また再読しようと思えた本だった。2021/12/05
ムロフジ
11
やはり、優れた上司リーダーは、優れた人間力を持ち、謙虚で、常に成長していく意識を持つことが必要。 ただ、リーダーだからといって、必ずしも威厳があり、グイグイと部下を引っ張っていく必要はない。 責任を忘れて、権力の誘惑に流されることなく、常に謙虚で、支持されるような信頼関係を構築し、自分のためでなく、会社・部下のために尽くす。「みんなを幸せにしたい」という思いがリーダーの最大の原動力となる。 2024/02/25
mujimaru51
8
読みやすいビジネス書の一つ。普遍的かつ重要な事が書かれています。リーダーとはこうあるべき!とは違うベクトルでリーダーならこれは知っておいて下さい。の方向で話が展開されていきます。他者の弱さを知ってこそのリーダーとは強者の論理ではなく弱者の論理からスタートしている点で考え方を広げる1冊です。組織は大多数の弱者が作っているので、その気持ちが分からないと真の強者は務まらない事を教示してくれています。2022/08/19
まどもあぜる
8
徳を重ねて、日々自分を磨いていく。 髭剃りの使い捨ての刃になるな。 これが読んだ後に印象に残った言葉。2022/01/13