出版社内容情報
シリーズ累計35万部突破の「カイジ」シリーズついに文庫化!カイジで学ぶ、お金にこれ以上振り回されないための「使う知識」と「守る知識」
内容説明
シリーズ2000万部を突破した大人気漫画『カイジ』を、経済ジャーナリストの著者が「お金の教科書」として解き明かします。著者は、私たちに足りないのはお金を「使う知識」と「守る知識」だと言います。「お金がない」原因は、収入や貯金額の低さだけではなかったのです。本書では、つい陥ってしまう思考のクセから知らぬ間にお金を奪う社会の仕組みまで、今知っておきたいお金の本性を学べます。お金の悩みがある方も、ない人も、必見です。
目次
序章 ようこそ、クズのみなさま
第1章 給料が少ない…?現実を見ろ!
第2章 金は、自分で守らねばならないのだ!
第3章 知らないやつは、勝負の前に負けている!
第4章 圧倒的勝利を呼ぶ、マネー思考を身につけろ!
終章 お金に振り回されないために、本当に必要な力
著者等紹介
木暮太一[コグレタイチ]
経済ジャーナリスト。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。現在では、企業・大学・団体向けに多くの講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Chiyoka
9
良書。子供にも読ませたい2021/01/18
紫砂茶壺
6
著者が言うように、マネーリテラシーのない人向けに書かれた本。社会に出る前の学生にとって現代社会の仕組みを確認する意味では有用だが、これを読んで「そういうことかー、納得!」と言ってしまうような社会人では、もう既に資本家の食い物にされてしまっている可能性は高い。繰り返しになるが、一通り資本主義のカラクリやお金の怖さについて理解している人にとってこの本は何ら得るものがない。2019/08/25
crr(月雄
6
☆4 B 最近ウシジマくんとか、ダークなのにはまっている。だからこういうリアルな世界を教えてくれる本は本当にタメになると思う。もっと自分と世の中のギャップを埋めるためにも、厳しい現実を書いてある本を読んでいこう。 終盤の働くって何?ってところはかなり面白い。 そのほかはなんかどこかで聞いたような…とありきたりの内容だと思ってしまった。カイジ絡ませた分のパンチがあったのかは謎。2017/12/18
まろんぬ
4
ひとまわり軽めのマネーリテラシー本といったところ。カイジ自体が学ぶべきところの多い作品なので、うまく乗っかったなといった感じ。稼ぐ話守る話だけじゃなく、使う話にも触れられていたところに作者の顔が見えて、よかった。2021/06/01
koba
3
当然のことだが、借金は怖い。カネの話をすると侮蔑的にみられるが、本書でいうように子供のころからの教育が必要なのに違いない。2020/03/08