サンマーク文庫<br> 日本史がおもしろくなる日本酒の話

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サンマーク文庫
日本史がおもしろくなる日本酒の話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784763160478
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0130

内容説明

ドイツのビールやロシアのウォッカのように、「国酒」といわれるお酒は必ずその国の歴史と深くつながっています。当然、日本酒も。誰もが知っているあの歴史的人物の愛した地酒や酒グセ、古代の人々が食していた酒の肴など、「日本酒」というメガネを通して見ると、これまでとは違った日本史の姿が見えてくるでしょう。お酒を飲める人も飲めない人も、読めばきっと日本史と日本酒が好きになれる1冊です。

目次

第1章 ご先祖様、お酒に出合う―縄文時代
第2章 女帝は「いけるクチ」だった―弥生時代
第3章 お隣から醸造技術がやってきた―古墳・飛鳥時代
第4章 酒造り、国家事業となる―奈良・平安時代
第5章 武士だって仕事終わりに酒が飲みたい―鎌倉時代
第6章 大きな戦もあったけど、それでもやっぱり酒が好き―室町時代
第7章 下克上も酒がなければ始まらない―安土桃山時代
第8章 これが流行の飲み方・造り方だ―江戸時代
第9章 日本酒が国を支える―明治時代
第10章 日本酒業界に激震が走る―大正・昭和時代

著者等紹介

上杉孝久[ウエスギタカヒサ]
日本酒プロデューサー。日本地酒協同組合専務理事。1952年、東京都生まれ。大学卒業後、出版業界を経て、日本橋で創業60年の老舗甘味屋「いの上」を継承し、赤坂に料亭や居酒屋などを出店する。また、東武百貨店池袋店和洋酒売場の中に「BAR楽」を開店し、日本一早く開店し、世界一早く閉店するバーとして話題になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

52
日本酒の歴史は長い。でもここ数十年で急進化したのね。2015/02/14

ふ~@豆板醤

30
縄文時代から時系列にお酒にまつわる豆知識を紹介している本。・日本最古のお酒は口噛み酒・将軍の二日酔いを治した仙薬はお茶だった・昔は長寿祈願で鶴を食べることがあった・武将は戦中でも馬上酒を飲んでいた?!などなど、面白エピソード満載でした(^O^)お酒飲みたくなる!(笑)2016/11/27

つみれ

28
日本酒という切り口で日本史の点検を試みる斬新な一冊。最古の酒「口噛み酒」から平成に至るまでの日本酒事情を、日本史上の有名なできごと、人物と絡めながら説明する。教科書的な歴史観では記号にしか見えない日本史の各事象が、日本酒という現代と地続きの媒体を通すことで思いがけず体温を感じられるようになるから不思議だ。歴史を学ぼうと身構えず、サラッと楽しむのがいい。日本各地の酒蔵についてのコラム「酒蔵探訪」も充実していて、お酒目当ての旅行に行きたくなってくるほど。私自身があまりお酒に強くないのがなんとも残念。2017/02/05

おさむ

17
江戸時代以降の蘊蓄が特に面白い。かつては酒税が国税の中心だった。各地の杜氏集団が出稼ぎで酒作りを伝授した。食糧難から始まった三倍増醸酒がつい最近まで主流だったことが日本酒離れを加速させた。醸造協会の集める優秀な酵母を培養してみんなでシェアする。ウマイ日本酒が飲みたい!2015/06/15

マッピー

16
「日本史がおもしろくなる日本酒の話」というよりも「日本酒がおもしろくなる日本史の話」でした。歴史の裏話としてはそれほど目新しいものはありませんでした。逆に日本酒の蘊蓄がおもしろい。日本酒というか…日本に住んでいた人たちが作って飲んで楽しんだお酒の中にはワインのあったらしい。著者は日本酒プロデューサーで、日本地酒協同組合専務理事。そして上杉謙信、鷹山の子孫なんだそうです。だから日本史と日本酒なんだな。2019/07/16

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