内容説明
ドイツのビールやロシアのウォッカのように、「国酒」といわれるお酒は必ずその国の歴史と深くつながっています。当然、日本酒も。誰もが知っているあの歴史的人物の愛した地酒や酒グセ、古代の人々が食していた酒の肴など、「日本酒」というメガネを通して見ると、これまでとは違った日本史の姿が見えてくるでしょう。お酒を飲める人も飲めない人も、読めばきっと日本史と日本酒が好きになれる1冊です。
目次
第1章 ご先祖様、お酒に出合う―縄文時代
第2章 女帝は「いけるクチ」だった―弥生時代
第3章 お隣から醸造技術がやってきた―古墳・飛鳥時代
第4章 酒造り、国家事業となる―奈良・平安時代
第5章 武士だって仕事終わりに酒が飲みたい―鎌倉時代
第6章 大きな戦もあったけど、それでもやっぱり酒が好き―室町時代
第7章 下克上も酒がなければ始まらない―安土桃山時代
第8章 これが流行の飲み方・造り方だ―江戸時代
第9章 日本酒が国を支える―明治時代
第10章 日本酒業界に激震が走る―大正・昭和時代
著者等紹介
上杉孝久[ウエスギタカヒサ]
日本酒プロデューサー。日本地酒協同組合専務理事。1952年、東京都生まれ。大学卒業後、出版業界を経て、日本橋で創業60年の老舗甘味屋「いの上」を継承し、赤坂に料亭や居酒屋などを出店する。また、東武百貨店池袋店和洋酒売場の中に「BAR楽」を開店し、日本一早く開店し、世界一早く閉店するバーとして話題になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
ふ~@豆板醤
つみれ
おさむ
マッピー
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- 和書
- 梟の裂く闇 角川文庫