出版社内容情報
旅行中に、分刻みで目的地を訪れるような予定を組む時、
人はそれを「忙しい」とは言いません。
むしろ、ほとんどの場合、目を輝かせながら
「なんて、充実した旅なの!」と言います。
一方、仕事となると、1日に2~3個もミーティングが入れば、
人はそれを「忙しい」と感じます。
つまり忙しさは、タスクの量と関係がなく、
単なる心の感じ方であり、幻想なのです。
タスクが多かろうが、少なかろうが、
締め切りが迫っていようが、迫ってなかろうが、
パソコンと睨めっこしていようが、ソファに寝転んでいようが、
どんな状態だろうが、“心が忙しい”と感じているなら、
人はそれを「忙しい」と言い、たくさんのことを諦めていきます。
そして、不思議なことに、暇で退屈な人ほど、
「時間がない」と言っているのです。
本書は、今話題の読書インフルエンサーが
「世界中に存在する科学データ」や
「世界中の本に教えてもらったこと」をもとに、
そんな幻想でしかない「忙しさ」から
抜け出すための方法を書いた本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rt
2
色々な本を引用しながら、時間に対する考え方が忙しいという幻想を生み出していることを解説されていた。いくつかのワークを応用して自分の思考回路を学べたのは良かった。 もう少し著者の経験とかが書かれているとより面白かったと思う。2025/04/26
なすたろう
0
ダラダラしながら「時間がない」と、つい言っちゃう。このキャッチコピーがまさに自分だと思って手に取った本。あれしなきゃこれしなきゃと思いすぎて身動きが取れなくなっていた自分を一旦落ち着かせてくれるような本だった。未来に囚われすぎず、「今」を大事にする。「何もしない」休憩時間を作る。 2025/04/20
みち
0
忙しいと感じるのは、その人の感じ方。この考え方はなるほどと思うね。昔と比べて、スマホやパソコンなど、便利なツールは増えたが、それがかえって中毒や他人との比較につながり、心の忙しさ、疲弊を招いていると思う。だから、意識的にこうしたツールから距離を置かねばと思うけど、難しいね。できていない。ハックや術などで生産性を高めることより今自分が必要だと感じること。 2025/04/14
su-to
0
忙しいは言い訳。 忙しいは幻想。 忙しいとは状態ではなく感じ方。 視点を変えて第三者目線で行動することで忙しいは無くせると思いました。2025/04/13