出版社内容情報
ちょっぴりこわくて、おもしろい!
フランス発ベストセラー
辻仁成さん翻訳絵本
たまごの なかはね、
しずかで、くらかったんだ。
たまごの からを わって、
おそとに でてみたら、
ぼくひとりじゃなかったので、
びっくりしたんだ。
――12個のたまごがあり、
12匹のいきものがうまれていきます。
ヘビは、おなかをすかせていて……?
予想外の展開に、子どももおとなも
釘づけになること間違いなし。
何度も楽しめる、ユニークな絵本です。
新進気鋭の女性作家がカラフルに描く、
愛らしい生きものたちの世界。
翻訳は、フランスを拠点に活躍する
作家の辻仁成さんです。
★対象年齢:2歳くらいから、おとなまで
【訳者あとがき】
『たまごのあと』は、正確には「たまごから生まれたあとの世界」を描いている。いろんなたまごから生まれた様々な生き物が、弱肉強食の世界の中で「自分らしさ」を見つけていく。自然界の厳しさを、ブラックユーモアをまじえ、時に、くすっと笑わせる。
たまごのなかは、安全だったが、そとにでた「あと」こそが人生なのだ、ということを作者は届けたかったに違いない。
幼いお子さんたちが、微笑みながら、少しずつ世界のことを知っていく、成長の入り口!
――辻 仁成(作家)
世界中で話題!
◎子どもたちが投票する、ベルギーの有名な賞
「ヴェルセル賞」の最終候補作!
(2021年、34,350人が投票)
◎フランスをはじめ、ポルトガル語、
イタリア語、スペイン語、カタルーニャ語、
バスク語、ガリシア語に翻訳出版!
【目次】