内容説明
空前のスケールでラフマニノフの不朽の名作「第2番」を語り尽くす!かつてこんな音楽批評本があっただろうか?CDやLPはもちろん、DVDや放送音源、さらにはYouTubeに至るまで、過去100年間に残された全350種類の「第2番」の演奏を徹底解説!前作『「ピアノ協奏曲第2番」にみる同曲異演の愉しみ(2000年刊行)』の続編が、ラフマニノフ本人による「第2番」初録音から100年のメモリアルイヤーに登場!作曲者の生涯や作品紹介、著者が出会った世界の巨匠達との忘れ難き思い出など、コラムも充実。YouTubeの扉を開けば、あなたも第2番の聴き比べの世界へ誘われる。
目次
第1章 1940年代までの「第2番」
第2章 1950年代の「第2番」
第3章 1960年代の「第2番」
第4章 1970年代の「第2番」
第5章 1980年代の「第2番」
第6章 1990年代の「第2番」
第7章 2000年代の「第2番」
第8章 2010年代の「第2番」
第9章 2020年代、そして現在へ
第10章 コンサートでの「第2番」
著者等紹介
門田純[カドタジュン]
1974年北海道札幌市に生まれる。2024年「第2番」初録音から100年のメモリアルイヤーに『ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 初録音から100年 絢爛豪華な同曲異演の系譜』を芸術現代社より刊行。現在、さらなる続編刊行のため、第2番の音源や資料を収集中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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