出版社内容情報
薬を使わずに1000人のココロの病を寛解させた精神科医が、あなたの心に直接語りかける、「自己肯定感」を上げるためにまずやってみて欲しいこと。
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連日、「死にたい」と押し寄せる患者に向かって、この精神科医はなんと「死んでもいいよ」と投げかけます。果たして、その真意とは?
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今までの「自己肯定感本」で、ダメだった人の最後の砦となるココロの強化書。
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ここは東北のとある精神科クリニック。一見、町中にあるごく普通の病院です。
ところがこのクリニックには連日、行列をなすほど救いを求める人が押しかけます。
一体、他の病院と何が違うか。
その理由は、この先生が患者に語りかける言葉にあります。
なんと「死にたい」と訴える患者に向かって、「死んでもいいよ」と投げかけるのです。
ただ、これはもちろん決して本心ではありません。「押すな、押すな」と言われると、人は押したくなります。それと同様に、「死ぬな、死ぬな」と言われると、「死にたい気持ち」がますます大きくなってしまう、というのがこの先生の考え。
また、日常生活で否定され、ココロがボロボロになっているからこそ病院にきている。それなのに、病院に来てもなお否定されたら患者さんのココロはますます傷ついてしまうとも、考えていらっしゃいます。
実際、この治療を施して自殺を選んでしまう方はゼロ。それどころか、生きることへの希望を感じ、回復へと向かう患者さんが多いんだとか。
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コロナウイルスの感染拡大、経済の不安定、孤独死への恐怖、同調圧力……。
様々な問題を抱える現代人全てに送る、医学的に正しい不安解消のススメ。
内容説明
何かが足りないんじゃない。見つけていないだけ。「死にたい」患者にこの医師が、「死んでもいいよ」と伝える真意とは。薬に頼らず1000人の心の病を寛解させた方法。
目次
第1章 あなたが死にたいのは、死ぬほど頑張って生きているから(あなたは日本が誇る高級食材の「まつたけ」です;「死んじゃだめだ」という制限すら一度外す ほか)
第2章 弱い自分をそのまま愛する。それが本当に強い人(「自己肯定感」と「自分を好きになる」は違う;うつはあなたのせいじゃない。季節のせい ほか)
第3章 心だけでも、新しい自分に生まれ変わる(精神医学的に見て、人はなぜ死にたくなるのか?;「死にたい」の裏側に隠れた「生きたい」 ほか)
第4章 生きている人ができることは、生きること(人生は、途中まで苦労しないとつまらない;「死」は人生のリセットではない ほか)
著者等紹介
平光源[タイラコウゲン]
東北のとある精神科を営む、精神科医。薬に頼らずに1000人の心の病を寛解させたことが評判となり、現在では3か月先まで予約が殺到している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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