出版社内容情報
呼吸が浅い人は、すぐ読んでください。
83歳の老年看護のプロが教える、超簡単「肺まわり」若返り大作戦!
肺や肺のまわりの筋力の衰えにより、年をとるにつれて
「老人肺」となっていくことをご存じでしょうか。
本来外に出ていくはずの空気が残ることで、新しい空気を取り込むスペースが小さくなって、全身の不調の原因となることも。
そんな老人肺を「長生き肺」に蘇らせるとっておきの方法は……
「深呼吸しながら、肺をトントンたたくだけ」。
気管支を振動させることで、肺に残った空気を出すと、肺全体に酸素が行き渡り、血流も上がります。刺激によって、胸部のインナーマッスルも鍛えられ、呼吸を助ける横隔膜の機能も活性化します。肺だけでなく、胃や心臓の機能を高めることにもつながります。
また、年を重ねると誤嚥性肺炎にも十分に注意が必要。
誤嚥しないための体操と、日常生活のアドバイスも伝授。
手のひらで届く「のどから胸まわり」という、一番近い場所から健康長寿をかなえましょう。
この方法を伝授するのは、83歳の看護師であり、老年看護のプロフェッショナルの小池妙子氏。看護教育で多くの著書がある小池氏は、現場看護師時代のほとんどを感染症病棟で過ごしたそう。その経験からコロナを遠ざける日常の習慣もお伝えしています。
多くの方にお読みいただける、やさしいつくりの本書を傍らに、健康な毎日をお過ごしください。
内容説明
深く息を吐きながら、肺をトントン。気管支を振動させ、肺に残った空気を出すと、呼吸がラクに。胸周辺の呼吸筋が刺激され、肺や心臓などの内臓機能も高まります。今日からできる!健康長寿をかなえる超簡単な健康法。
目次
第1章 健康を脅かす「残気」を追い出せ!(残気が多いと病気になる!?;なぜ、肺をトントンたたくとよいのか ほか)
第2章 飲み込む力を鍛えて誤嚥を防ごう(高齢者に多い誤嚥性肺炎はなぜやっかいなの?;誤嚥を防ぐには、舌を鍛えて唾液を出そう ほか)
第3章 老いをくいとめる「呼吸」「運動」「食事」(息が切れやすい人は肺が線維化している?;図解 息苦しさをラクにする「口すぼめ呼吸」 ほか)
第4章 “コロナ”を遠ざけ人生を楽しみつくすために(新型コロナウイルスが引き起こす肺炎とは;今こそ見直そう!プロが教える感染症対策 ほか)
著者等紹介
小池妙子[コイケタエコ]
看護師、老年看護のプロフェッショナル。東京都立豊島病院で臨床看護師(感染症、小児科、内科)として12年間の現場経験後、看護教育に携わる。東京都立看護専門学校で教員から校長へ。大妻女子大学人間関係学部人間福祉学科の立ち上げに携わり、教授を経て、弘前医療福祉大学保健学部を立ち上げ、学部長職を歴任。2017年から現在も横浜中央看護専門学校で教壇に立ち、「健康と教育」「老年看護学(認知症)」講師をしている。現在も介護専門情報誌『介護福祉』の編集委員として携わり、2019年には子ども食堂、2020年には高齢者向け健康体操教室を立ち上げるなど、公私ともに精力的に活動を続ける。福祉や介護などの教科書、テキストなどの執筆に長く携わる。専門領域は老年看護学をはじめ、認知症ケア・予防、看護倫理、感染症看護・介護研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 大野新全詩集