内容説明
身軽な大人は機嫌がいい。人気文筆家が七転八倒、39個の「常識」を捨てた等身大エッセイ。
目次
第1章 何のために、やめるのか?
第2章 美容はアウトソーシングしよう
第3章 お金より惜しいものがある
第4章 悪習を断ち切る大人になる
第5章 手抜きの後ろめたさと戦う
第6章 日本を離れるに到るまで
著者等紹介
岡田育[オカダイク]
文筆家。1980年東京都生まれ。出版社勤務を経てエッセイの執筆を始める。2015年より米国ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤
11
やりたくないけど皆やってるし。こういうのが大人なんだろうし。折り合いをつけて続けていることがいつしか自分の人生の結構な部分を占めてたりする。本書はライフハックやハウツー本ではない。題は40歳までとなっているが筆者の年齢に合わせているだけで実際は30歳・50歳・60歳に置き換えても構わない。3年後までにやめられたらと思うものは?と仮に聞かれたら何を思い浮かべるだろうか。何かを手放すことは何かを手に入れる場所をつくることだ。池に波紋を作る小石のような本だと思う。どんな模様を描いていくのか、考えるのは自分自身。2019/06/12
ろぶくん
10
やっぱり生き方エッセイは女性作家がいいな。実は男性作家のは読んだことがない(!)が、雑誌などの人生相談なんかを読んでも、どうもしっくりこない。男性作家は、どの方向に行くにしてもマッチョ、やってみろ、突き抜けろ、バカになれ(?)的なものが多いような印象がある(読んだことは無い・・)。その点女性作家はよく周りを見ていて、無駄なものは省き、好きなものに囲まれていきいきしている人が多い気がする。私の中の1位は日経土曜日の人生相談に出てくる湯山玲子さん、2位ジェーン・スーさん、そして今回3位が著者に決定した感じだ。2020/01/19
さけちゃん
9
この本を読んで「こんなになんでもかんでもやめなくていいだろ!」と思う人は、バランス感覚あり、ちょうど良いところで何かをするのがうまい人だと思う。こうしなくちゃ、ああしなくちゃにがんじがらめになって、そんな人はこの本のように引き算を頭の片隅に置いておくだけで、ああこんなに頑張らなくて良いんだ、やめていいんだと自分の心にポケットを作って置けると思う。さて、なにをしないでおこうか。削ぎ落とした中に本当にやりたい純粋なものが見えてくるのだろう。2020/03/02
おかこ
3
○2019/09/15
takao
2
ふむ2023/02/07
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