内容説明
「自分自身であることを恐れるな」新しい時代を迎えた今こそ、心に刻みたい。白衣の天使・ナイチンゲールが残した“本当のあなた”で生きるための言葉。
目次
第1章 人を愛する(「あなた自身」であることを恐れない;相手に足りないことを、自分がする ほか)
第2章 自己を高める(生きているかぎり、進化しなければならない;自分自身を磨きつづける ほか)
第3章 ともに生き、ともに働く(自己満足に浸らない;気に入らない仕事こそ、志をもつ ほか)
第4章 人の上に立つ(よいリーダーの条件;部下に対して「探偵」にならない ほか)
著者等紹介
ナイチンゲール,フローレンス[ナイチンゲール,フローレンス] [Nightingale,Florence]
イギリスの富裕層の令嬢として両親の新婚旅行先のフィレンツェで生まれ、当地の英語読みである「フローレンス」と名づけられる。1854年、クリミア戦争のさなか、看護師として従軍。野戦病院の総責任者として、衛生環境改善、病院内のシステム改革に手腕を発揮した。戦争終結後イギリスに戻り、ナイチンゲール看護学校の設立をはじめ精力的に活動し、近代看護の祖と呼ばれる。また数多くの著作を遺し、看護する者の心得を説いた『看護覚え書き』はいまも看護師のあいだでバイブルとして読み継がれている
ハーパー保子[ハーパーヤスコ]
翻訳家。関西大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
4
2010年初版「ナイチンゲール 心に効く言葉」を再編集しなおしなもの。従って訳者のあとがきや掲載されてるナイチンゲールの言葉は殆どが前著から踏襲されている。前著の刊行から9年が経過したが、その自分を高めることには自分を客観視できなければならないことの意義に変わりはない。自分を客観視することは難しいことだし何よりいい経験も悪い思い出も全部顧みなければならない苦しい作業ではあるが、自分を客観視することで初めて見えてくる「自分」という存在を自分にも人にも愛される存在に至れることが人生の究極の目標なのではないか。2019/06/08
Shohei Ito
3
白衣の天使ナイチンゲールが残した言葉がまとめられた一冊。「人を愛する」「自己を高める」「ともに生き、ともに働く」「人の上に立つ」の4章で構成されています。 自身の職業のこともあり、看護師としての仕事を通して得た知見が中心ですが、他の仕事や生き方にも通じるものがあります。 少し厳しめのものが多いですが、迷ったときに道を照らしてくれる温かさにあふれた言葉でした。2020/10/17
ぽん
1
表紙がとても綺麗✨ あんまり理解できない言葉もあれば、心に刺さるような言葉もあり。せめて自分も「信頼に足る」人間でありたいなぁ。2020/06/10