「裸のサル」は化粧好き

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「裸のサル」は化粧好き

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784763099396
  • NDC分類 595
  • Cコード C0036

内容説明

「化粧は人間どうしの触れ合いそのもの」動物行動学の立場から人間を観察した、世界的ベストセラー『裸のサル』の著者であるデズモンド・モリスと化粧文化研究者の石田かおりが“化粧とは何か”を語り合う。

目次

少年時代の私は、始終動物を観察して過ごしてました
触覚と嗅覚は、原始的な感覚?
化粧行為をもたない文化はごく稀
原始の化粧は人と人との触れ合いだった
ペアさがしのポイント
人間の美しさは性的な魅力だけではない
マッサージは新たな文化
親密性と接触
化粧の三要素―見た目、感触、清潔感
化粧の人類学的な起源
若者のきわめて触覚的な流行感覚
未来の触覚グッズ人間洗濯機
あとがき「モリス博士の城で」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

17
刺青だって、化粧の一種。鏡がなかったから、互いにやるしかなかったけど、今になって、誰も化粧する必要がなくなった。アバターがなんとかしてくれる世界になって問題は運動不足。誰も動かなくて良くなったときに身体は必要なのかっていう話になる。まずいらない。ただ脳を切り離した際にどう考えるかまだ誰も試してないから、そのあたりがカギになってくると思う。人間同士の触れ合いが重要だって言っていて、現実は孤立化する。しょうがないよね。2019/10/28

寺島ヒロ

2
「裸のサル」で有名なデズモンド・モリスと資生堂の石田かおりの対談集。日本のトップ企業がやっている臨床実験的な調査のデータは膨大だが、それは一般に企業秘密である。しかしそれらのデータが象牙の塔の仮説と組み合わさった時、科学は一気に進むのかもしれない。画家としての顔も持つモリスの作品もカラー掲載されていてお得感あり。2013/12/07

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