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内容説明
市川市東山魁夷記念館開館15周年記念特別展「日本画と歌舞伎の世界―東山魁夷と近代日本の名画―」公式図録兼書籍。歌舞伎座と明治座の珠玉の日本画コレクションを一挙公開。
目次
第1章 日本画と歌舞伎の世界―吉田五十八の劇場設計と日本画―(歌舞伎座「幕間の美術館」;松竹所蔵作品;明治座「幕間の美術館」)
第2章 芝居絵―歌舞伎舞台と名優の姿―(歌舞伎舞台;名優の姿)
第3章 名優と日本画家の親交(人間国宝 六世中村歌右衛門;六世中村歌右衛門と日本画家との親交;六世中村歌右衛門所用「助六」揚巻の裲襠;六世中村歌右衛門と東山魁夷;六世中村歌右衛門と山口蓬春;六世中村歌右衛門と橋本明治;人間国宝 二世尾上松緑;二世尾上松緑と橋本明治;歌舞伎『徳川家康』;歌舞伎『徳川家康』舞台写真)
第4章 緞帳原画と筋書表紙絵(山口蓬春 緞帳作品;山口蓬春 筋書表紙絵;東山魁夷 筋書表紙絵;東山魁夷 緞帳作品)
論考 日本画と歌舞伎の世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
1
歌舞伎座に行くと必ず2階ロビーの絵を見ていたし、この図録にある絵はさよなら公演の筋書の表紙でもなじみのある作品も多く、娯楽の外出を控えている今、懐かしく見ました。明治座も貴重な作品をたくさん所蔵しているのね。数年前の安田靫彦展で、題材と作成年から出征と重ねてしまいあまりの悲しみにその場から動けなくなってしまった「神武天皇日向御進発」が歌舞伎座所蔵だったというのも驚き。「藤娘」をはじめとする六代目の舞台の美術を手がけたという小村雪岱の展覧会、この春行けることを願うばかりです。2021/02/03
kaz
1
この本の歌舞伎役者の写真にはさほど興味は持てなかったが、日本画の本としてだけ見てもインパクトがあり、楽しめる。図書館の内容紹介は『日本画と歌舞伎の美の交歓-。巨匠東山魁夷をはじめとする日本画家と歌舞伎の関わりや、歌舞伎座・明治座の珠玉の日本画コレクションを紹介する作品集。市川市東山魁夷記念館開館15周年記念特別展の図録兼書籍』。2020/12/31