内容説明
軽井沢の森で生まれたかわいい子リス、メロウ。やがて母となり、新しい命を生みました。この小さな命が愛おしくてたまらない!
目次
軽井沢のニホンリスに恋して
巣立ち、そして母との別れ
兄との別れ―そしてひとりぼっちに…
白い世界へ
生存競争
発情から妊娠へ
ママになった日
天敵
そして、子リスがやってきた
森で生きていくための知恵
はじめての試練を乗り越えて
ニホンリスのこと
軽井沢ニホンリスの森プロジェクト(KRP)
ニホンリスに会える場所
ニホンリスと森林の保護育成に取り組む方々からのメッセージ
軽井沢のことがわかる場所
著者等紹介
中丸一沙[ナカマルカズサ]
1952年生まれ。。関西学院大学卒業。外資航空会社を退職後技術翻訳業務に従事。2012年9月に長年住み慣れた東京を離れ、軽井沢へ。KRP(軽井沢ニホンリスの森プロジェクト)代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海老庵
2
ニホンリスの可愛い姿が堪能できる写真集。外来種のもたらす危機については知らなかった。2015/11/15
came_sun
1
軽井沢ハルニレテラスの珈琲店にて。2018/01/14
さえ
0
リスの写真がたくさんで、見応えがありました。どのページも可愛いのですが、私はやっぱり、耳がふさふさの冬毛の姿が好き。あと、漠然と、タイワンリスも可愛いけどニホンリスの方が可愛い!と思っていたのですが、見分け方のページにお腹が白いとあって、そこか!と納得してしまいました。いつもはポエムっぽい文章は苦手なのですが、まぁ、こんな可愛いリスを目の前にしたら、しょうがないか(笑)・・・と、最後まで読みきれました。2015/10/27
rinpei
0
図書館で何を借りようか迷っていると、可愛い写真が目に入り胸がキュンとなって速攻で借りて帰る。私がニホンリスを初めて見たのは神戸の市街地から今住んでる六甲山の峠の住宅地に引っ越してからの事であるが、以後年に何回かはすぐそばの山の中で目にしていた。だからちょっとした山ならどこにでもいるものと思っていたが、広島県でも見られなくなって久しいという。本当だろうか? 信じられない気もするが、もしそうなら・・・。背筋に寒いものが走る。2015/01/30
王城恋太
0
早く手に取って読むのを楽しみにしていたこの本。 予想どおり、とても心和む素敵な本でした。 中丸さんが撮った180点を超える写真は、 どれもニホンリスへの優しさに溢れたものばかりです。 よく胡桃を抱えた愛くるしい写真は目にするのですが、 それら以外にも、 陽の温もりのなかで切り株にあごをのせたまま、 気持ち良さそうにまどろんでいる姿、 まるで「逆ぶら下がり健康法?」のごとく前足は伸ばし、 後ろ足で幹に垂直にぶら下がっている姿が印象的でした。2014/08/31