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内容説明
ユネスコ世界遺産、英国キュー王立植物園所蔵の美しいボタニカル・アートを中心に、イングリッシュ・ガーデンを彩る花々と同園の歴史を紹介する、日本初の書籍。
目次
第1章 植物への夢と憧れ(植物画の夜明け;18世紀の植物画家たち)
第2章 世界の草花を求めて(発見の旅;『カーティス・ボタニカル・マガジン』;科学技術と園芸;19世紀とキュー王立植物園;ヴィクトリア時代の女性旅行家マリアン・ノース)
第3章 花に魅せられたデザイナーたち(装飾芸術 自然を暮らしに;“イングリッシュ・ガーデン”のパイオニアガートルード・ジーキル)
第4章 エピローグ(キューにおける20‐21世紀の植物画)
著者等紹介
デュラント,スチュアート[デュラント,スチュアート] [Durant,Stuart]
建築・デザイン史家
ミルズ,クリストファー[ミルズ,クリストファー]
キュー王立植物園ライブラリー・アート・アーカイヴ部門長
大場秀章[オオバヒデアキ]
東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
2
同名の展覧会のカタログとして作られた本だそうだけど、このタイトルはちょっと詐欺的。イングリッシュ・ガーデンに関する部分はごくわずかで、キュー王立植物園自体の写真もほとんどない。実質的にはキューが所蔵している植物画の展覧会だったもよう。とはいえ、掲載されている植物画はきれいで、特に『フローラの神殿』からの数葉は植物と風景を組み合わせた幻想的な絵で見応えがある。《花に魅せられたデザイナーたち》の章でクレインやグリーナウェイといった絵本作家が紹介されていたのはうれしかった。2014/11/25