内容説明
キャット・アート、今度はニャンと浮世絵!
著者等紹介
シュー・ヤマモト[シューヤマモト]
1948年横浜生まれ。本名・山本俊一(やまもとしゅんいち)。愛知県立芸術大学のデザイン科を卒業後、カナダに移住。トロントでイラストレーターの仕事に従事。永住権を取得しアメリカに移住。旅行業、翻訳業に従事しながら、フリーランスでイラストを描く。古今東西の有名絵画の猫バージョン(猫パロディ作品)を120余作品完成。日本で初めて出版した画集が大ヒット。現在、ユタ州ソルトレーク市郊で、キャット・アートを描きつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
66
【サイン本】以前、渋谷パルコで原画展開催中に観に行って御本人からサインを頂いた思い出の本。広重の東海道五拾三次の猫パロディ。いつもながら、絵の紹介文が楽しい!2017/08/22
まるる
52
名画に描かれた猫からの猫街道。傘に耳穴あいてたり、馬が犬になってたりパロディ加減がなんとも言えない。猫重の解説もウィットにとんでいて読んでてクスリと笑えちゃう。浮世絵の中で表情豊かな猫達が江戸の生活を営んでる姿がいきいきしてていい。付録の版画製作過程も面白かった♪2014/07/21
aquamarine
32
CAT ARTは有名絵画でしたが、こちらは題名通り「東海道五十三次」の構図ほとんどそのままに人間部分がみんな猫さんたちになっています。それぞれの猫たちの表情がなんとも素敵♪人間より表情豊かだと思います。一つ一つ人間版と比べて楽しみました。これらの絵を描いたという歌川猫重によるそれぞれの絵の解説がまた秀逸で、すごく勉強になったかと思えば、トロろ汁に思わず吹き出したりして楽しみました。山部猫人の歌のインパクトも強かったです。ラストの制作余話も楽しく拝見しました。2014/05/12
瑪瑙(サードニックス)
22
子供の頃、東海道五十三次のカード(丁度トランプ位の大きさ)を持っていた事を思い出した。暇な時にはよくそれを見ていた。何回か引っ越しをする内に行方不明になってしまった。今思えばとても残念。そのカードがあればこの作品と比べながら見て楽しむ事が出来たのに…。元になった版画と少し構図が違ったり、でも作品の面白さは猫ちゃんの場合この方が良いなあと思えるものばかり。やっぱりシューさんが描く猫ちゃん達は素敵です。歌川猫重の解説も面白かったです。2014/07/31
本と映画
19
東海道五十三次を猫版で描いた本かと思いきや、オリジナルの猫版三拾三次でした。猫街道といっても、地名は人間と同じだったかな。2014/07/31