花人 中川幸夫の写真・ガラス・書―いのちのかたち

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  • サイズ A4判/ページ数 221p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784763007148
  • NDC分類 793
  • Cコード C0071

内容説明

花人中川幸夫が自ら撮影したいけばな写真は今日的な静物写真表現としても傑出している。花器という概念をこえたガラス作品、奔放に筆を揮った書。孤高の表現者中川幸夫の創造の世界を横断する。2005‐06年の宮城県美術館・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館カタログを書籍化。

目次

君はどこまで歩いて行くらん(早坂暁)
中川幸夫の「天地創造」(森山明子)
図版(写真;ガラス/オブジェ・平面作品;書)
なぜ中川幸夫なのか(三上満良)
花をいける 中川幸夫(安藤輝美)
年譜/作品歴・書誌(森山明子編)
作品目録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゴロチビ

4
2005年に宮城県美術館と丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された展示会の図録。いけばな写真81点、ガラス、オブジェ、花楽シリーズ45点、書25点というから、写真展示だとしてもかなり見応えあったことと思う。作品集だと普通説明は付いてないので、巻末の学芸員さんの文章や年譜など、とても参考になった。見てる我々にはいけばなという枠を遥かに超えた前衛芸術に思えるが、本人はあくまで「いけばな」だと言っていたらしい。「生」の定義が違うのかなと思う。「死」や「骸」も生命の一部という捉え方なのかもしれない。興味が尽きない。2022/05/05

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

1
この人の写真はエロくならない。同じカラーを撮っても、メイプルソープやアラーキーのようにならない。この人は生ではなく、死を見ているから。だと思う。2011/08/31

amplecutter

0
溜息しか出ない。7年前か。観に行きたかった。2012/06/30

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