目次
序論(本研究の目的と方法;日本における唐代伝奇研究の現状と課題;本書の構成)
第1部 理論篇(物語論(ナラトロジー)の概説
唐代伝奇の語りの分類―語り手と物語世界の関係から
「謝小娥伝」の語り―語り手「私」と作中人物「私」の関係)
第2部 実践篇(「古鏡記」の語り―語り手王度に語られた王度と王勣の物語;「南柯太守伝」の時空と語りの枠―生き直しをさせられた夢;「南柯太守伝」に含まれる二つの焦点化―物語に介入する語り手)
著者等紹介
葉山恭江[ハヤマユキエ]
1974年生まれ、長野県に育つ。大東文化大学文学部中国文学科卒業。2014年3月大東文化大学大学院文学研究科中国学専攻博士課程後期課程修了。博士(中国学)。現在、大東文化大学文学部中国学科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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