内容説明
読書人でもなく、学者でもない、元『中央公論』編集長が口を開いた自らの読書遍歴。選びぬいた各著名訳99冊を併せて紹介。
目次
世界古典入門(西洋篇;東洋・日本篇)
歴史に親しむ(十九世紀まで・日本;二十世紀・日本)
著者等紹介
宮一穂[ミヤカズホ]
中公クラシックス編集長、中央公論新社書籍編集局編集委員、文字文明研究所副所長、同世界古典研究室長。昭和21年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒。三井物産に入社するが、退社。翌年、中央公論社に入社。はじめ中公新書を十年間手がけ、ついで月刊誌『中央公論』の編集に十七年余たずさわる。その間、通算七年半、二度にわたって同誌編集長をつとめる。平成13年からは書籍の編集に従事
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蘭奢待
22
講演を文字起こししたものだけに語り口調で読みやすいが、それだけに内容はあまり濃くない。本に対する思い入れを感じることができる。種々の作品の紹介が書評として面白い。2019/02/11
Sachi
4
京都精華大学文字文明研究所主催の講義録4回分。 歴史の中で100年単位で目安になるシンボリックな人物を自分の中でもつと随分つかみやすくなるものだと思いました。あと元号も20ほど覚えておくと何年のことなのかわかってよいものですね。99冊のおすすめ本が巻末についていたので何冊かまた読んでみたいと思います。2014/10/08
あんしん
0
寝る前に読む、そう言いましたが、眠くなったらどうするのか。眠ります。すぐに眠くなってしまったらどうするか。すぐ眠るのです(笑)。2016/05/05
kika
0
昔の本を整理中の何となく再読。今でももちろん参考になった。1900年代を25年、20年などに分け年表を見ながら自分で考えることなどは、すぐにできる。2015/10/24