目次
本書の課題と分析方法
第一部 支配構造編(北魏建国以前の鮮卑拓跋部;前期北魏国家の支配構造―西郊祭天の空間の構造を手がかりとして;鮮卑拓跋部の専制国家形成―太和十九年の諸政策を中心に;新民政策から見た北魏の支配)
第二部 政治体制編(爾朱栄政権論―末期北魏における「代」の再定位;北斉の政治体制;西魏・北周における第二次「代人共同体」の形成)
第三部 国制原理編(可汗の論理;北朝における漢魏故事;北周のイデオロギー政策;北朝鮮国制史の研究動向)
北朝国家の歴史的特質
著者等紹介
岡田和一郎[オカダヤスイチロウ]
愛知県名古屋市生まれ。京都府立大学大学院博士後期課程アジア史専攻単位取得退学。博士(歴史学)。現在、陝西師範大学外籍教師、京都府立大学共同研究員。専門は中国北朝隋唐史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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