目次
第1部 宋代の選挙制度の構造(「試出官法」条文の意味するもの―唐から宋への銓選制度の展開;「試出官法」の展開―銓選制度をめぐる新法党、旧法党の争い;「試刑法」制定の構想―王安石の刑法改革を手掛かりとして;選挙論議より見た元祐時代の政治)
第2部 宋代の朋党(宋代の朋党と詔獄;宋代の朋党形成の契機について)
第3部 宋代の政治システム(宋代の言路;宋代の政策決定システム―対と議;文書を通して見た宋代政治―「箚子」、「帖」、「牒」、「申状」の世界;文書を通してみた宋代政治―「関」、「牒」、「諮報」の世界)
第4部 宋代の政治日記(宋代の政治史料―「時政記」と「日記」;『王安石日録』研究―『四明尊堯集』を手掛かりとして;『欧陽脩私記』から見た宋代の政治機構)
第5部 宋代の政治空間(宋代の政治空間を如何に読むか?)
結語 新たな宋代政治史研究の展望
著者等紹介
平田茂樹[ヒラタシゲキ]
1961年、静岡県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在は大阪市立大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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