目次
序章 真名本研究の意義
第1章 真名本の漢字の用法 用字と訓(妙本寺本『曽我物語』の「則」字訓について;中世真名本に於ける「而」字の用法と訓とについて―妙本寺本『曽我物語』を中心として ほか)
第2章 真名本の文構造 倒置記法と文末表示法(中世真名軍記の倒置記法について―『大塔物語』『文正記』を例に;中世真名軍記に於ける倒置記法「有之」について ほか)
第3章 真名本の周辺(『惟任退治記』に於ける表記差による本文異同について;東京大学史料編纂所本『加州官地論』について ほか)
結章(真名本の成立と展開―真名軍記を手がかりとして;中世の漢字と訓―「既」字訓「カクテ」と「〓」訓「ユユシ」を通して ほか)
著者等紹介
橋村勝明[ハシムラカツアキ]
1968年、京都市生まれ。滋賀大学教育学部卒業。広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了。現在、広島文教大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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